「恋に恋」するとは
恋に恋してませんか?
恋というものは、通常なら特定の相手がいて、その相手の行動や言動がいとおしいと思う気持ちです。
しかし女性の中には、恋をしている自分が好きになってしまったり、恋というぼんやりとした形のないものに対して恋しているというケースが少なくありません。
これは、関心というベクトルが相手ではなくて自分自身に向いているために起こることで、この状態では本当に素敵な恋愛をする事が難しくなってしまいます。
恋に恋する女性には、よく見られる特徴があります。
それは、恋をしている自分に酔っているという点です。
彼のためにこんなことをしている自分って可愛い!と思ったり、「こういう時には彼は普通、こうしてくれるものでしょう?」と相手の行動を自分が期待する理想の形に無理に当てはめようとするなど、自分の彼に対する気持ちとか、彼のあなたに対する気持ちなどよりも、「恋愛はこうあるべき」という期待に固執してしまいやすいのです。
恋に恋することはとっても危険
恋愛は、楽しいことばかりではありません。
つらいことや悲しいことだってありますし、そうした時には相手を思いやる気持ちや二人がお互いを信じる気持ちによって乗り越えなければいけません。
しかし、恋に恋するということは「恋をしている自分が大好き」という状態なので、相手に対する思いやりとか、辛くても彼のことを信じようという気持ちが小さくなってしまいがちです。
そうなると、つらい状況になると乗り越えられなくなってしまうのです。
つらい状況を乗り越えられないと、どうなってしまうのでしょうか?
その相手が、なんとなく自分にとっては相応しい相手ではないと思えてしまうかもしれません。
そうなると、同じ相手と恋愛を長く続けることは難しくなってしまうでしょう。
客観的にみると、コロコロと恋愛の相手が変わることになってしまいます。
恋愛でつらいことを乗り越えるためにはパワーやエネルギーが必要ですから、続かない恋愛を繰り返すことによって、少しずつ精神的に疲れてしまうでしょう。
本当に恋する方法
本当の恋愛をするためには、まず恋愛は一人だけで成立するものではなく、相手の気持ちがあって初めて成立するものだということを理解しなければいけません。
考え方や価値観は人それぞれですから、恋愛の形も千差万別が当たり前なのです。
こういう時には彼はきっとこうしてくれるはず、という変な期待をするのではなく、彼の気持ちを思いやり、彼にとってベストの方法を模索することができれば、彼という相手に関心のベクトルを向けることができ、本当の恋愛ができるでしょう。
自分のことが大好きでも良いのですが、それ以上に彼のことを思いやる気持ちが必要です。